音楽

メヌエット・ワルツ・マズルカ、同じ3拍子なのに何が違うの?

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ワルツと聞くと、♫ブン、チャッチャッ♫ というリズムが思い浮かびますね。

そう、四分の3拍子(3/4拍子)のリズムです。

 

メヌエットもマズルカもまた同じ3/4拍子になります。

同じ3/4拍子なのに、「メヌエット」「ワルツ」「マズルカ」は、どのように違うのでしょうか?

今回はこの3つの種類についてお話しますね♩

‣ソナタとソナチネについてはこちらの記事をどうぞ♪
ソナタ形式ってなに?ソナチネとどう違うの?わかりやすく解説します

「メヌエット」がたくさんあるのはなぜ?

ピアノを習っていると「メヌエット」という題名の曲がよく出てきます。

たとえば「メヌエット ト長調」とか。

「メヌエット」という曲名がたくさん出てくるので、初心者の方は「1曲だけじゃないんだ」と不思議に思われてる方も多いです。

メヌエットは、作曲者によっていろんなメヌエットがあるので、

「メヌエット 〇長調」と表したり

作品番号の「BWV ○○ 114」と番号が書いてあったりします。

また、「だれだれ(作曲者名)のメヌエット」と書いてある楽譜もありますね。

メヌエットはどういう意味なの?

「メヌエット」は、フランス語で「Menuet」と綴ります。

楽譜によってスペルが違うのは、ドイツ語なら「Menuett」、イタリア語なら「Minuetto」となるからです。

もともとはフランスの宮廷の舞踏会で踊る舞曲のことで、優雅な貴族の男女が踊る楽曲でしたので、テンポが激しくもなく遅くもなく、どことなく気品が漂う曲が多いんですね。

有名なのはコレ♪

ちなみにこの有名なメヌエットは、長年バッハのメヌエットとされてきましたが、のちにドイツの作曲家ペツォルトの作品であるということが分かりました。

でも、楽譜を見ると伴奏が・・

ブン・チャッチャッのワルツとは違いますね。

ワルツも舞曲ですが、時代背景やリズムによって大きな違いがありそうです。

それでは次に、その大きな違いについてお話します♪

メヌエットとワルツの違い

メヌエットは、17世紀~18世紀のルイ14世時代のヴェルサイユ宮殿で踊られてた舞曲に対し、ワルツは18世紀末~19世紀に社交ダンス用に作られた舞曲と言われています。

よく「円舞曲」というのを聞きますね。

踊りの特徴で見ると・・

メヌエット 男女一組で3拍子を2小節のひとまとまりで踊るステップが小さい踊り
ワルツ  男女一組が3拍子に乗って円を描きながら踊る 
マズルカ 

ポーランドの農民から起こった舞踏  4組~8組の男女が踊り、足を踏み鳴らすのが特徴

またワルツは、メヌエットよりテンポが速いのも特徴です。

テンポの速い「ウィンナ・ワルツ」というのもありますが、「ウィンナ・ワルツ」は踊りのための音楽といわれ、2拍目と3拍目が少しずらした独特のリズムになります。

ワルツで有名なのは、「華麗なる大円舞曲」や「小犬のワルツ」など演奏用のワルツをショパンは作曲しています。

とても速い「小犬のワルツ」は、子犬がクルクル回っているのを表現して作曲したと言われているので、なんとなく想像がつくでしょうか。

それではマズルカというのは、どういうものを指すのでしょうか?

マズルカとは?

ショパンでおなじみのマズルカは、ポロネースと共にポーランドの代表的な音楽です。

時代は、19世前半~20世紀にかけて流行しました。

ポーランド国歌が「マズルカ」なのはご存知でしょうか?

一度聴いてみてくださいね^^

テンポは、速くもなく遅くもない中くらいの3拍子の踊りの音楽です。

2拍目、3拍目にアクセントがくるのが特徴で、ショパンはこの独特の旋律とリズムを抒情的(リリカル)を芸術性高く表現し、後世へたくさんの名曲を残しました。

ひとこと

メヌエットやワルツ、マズルカが誕生した時代や背景がわかると音楽も楽しくなってくると思います。

同じ3拍子でも雰囲気やリズムが違うのは、舞踏音楽から来ていたんですね。

 

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それではまたね♡

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