男子育成

親の背中を見て育つってホントですね。目の当たりにして泣いてしまった話です。

投稿日:2017-07-17 更新日:

長男が4歳の頃の話です。

その当時、団地に住んでいたのですが、エレベーターで下へ降りると目の前に公園がありました。

 

下の子はまだ歩けない赤ちゃんでしたが、外遊びをしたあとは二人ともお昼寝をぐっすりしてくれるので、雨風の強い日以外は少しの時間でも外へ連れ出し遊ばせていました。

 

長男はとても大人しい子で、家の中では絵本を見たり、プラレールやミニカー、トーマスなどの乗り物系でいつまでも一人で遊んでいるような手のかからない子でした。

 

でも、人見知りが激しくて、同じ歳くらいの子供が来ると、

「ママ、あっちの公園で遊ぼうよ」

と、わざわざ人気のないところを好むような子でもあって。

 

たまにやんちゃな男の子と一緒になると、カブはいつも叩かれたり蹴とばされたりで、全然抵抗もできずに「イタイ、イタイ」と言っては泣きついてくる姿に心を痛めていました。

そんな姿ばかりを見ているとわたしも泣きたくなり、家に連れて帰ることもしばしばです。

 

年少から幼稚園に入れても良かったのですが、そんな弱弱しい子を幼稚園に入れてしまうのは、まるで動物園の檻の中に入れてしまうような気がして、一年見送ることにしたのです。

そんな感じの子なので、公園デビューをしてから一緒に遊ぶ子はいつも女の子ばかりでした。

 

しばらくして、同じ団地に同じ歳の女の子が引っ越してきて、その弟くんまで同じ歳だったことから親近感が沸き、すぐにママ同士も仲良くなりました。

 

ある日、一緒に公園で遊ばせているとき、わたしは下の子の授乳時間になったので帰ろうとしたら

「見てるから大丈夫よ」

と、ママが言ってくれ、その好意に甘えてちょっとの間息子を預けて家に戻ったのでした。

 

授乳が終わってエレベーターを降り公園へ行ったら、遊んでいるはずの息子の姿が見当たりません。

あちらこちらを探し回っていると、ベランダから

「こっちこっち。お家で遊んでるよ~」

と、ママが自宅に連れて行ってくれてたのでした。

 

ピンポーン♬

 

玄関のドアが開くや否やママ友が

「見て見て~」

と、小さなガラス瓶に入ったお花を指さし言ったのでした。

 

「お家においでって言ったら、カブくんがちょっと待っててと言って、雑草にまみれてる小さな花をいくつか摘み取って持ってきてくれたのよ」

と。

 

そこに飾られていたのはデージーと言って、白と黄色の目玉焼きみたいな目立たないお花で、カブの大好きなお花だったのです。

捨ててもいいような花を、わざわざビンに活けて飾ってくれたママ友に感激していたのですが、続けてこう言ってきたのです。

 

「リツカさんは、人のお宅へお邪魔するときに必ず何かしら持ってきてくれるよね。〇〇くんはそんな姿を見てるんだね」と。

 

ハっとしました。

 

確かによそのお宅にお邪魔するときに、お菓子だったりジュースだったり、手ぶらでは行けないと思い何かしら持って行ってたんです。

 

あとで息子に聞いたのですが、何も持たないで行ってはいけないと思い、自分の好きなお花を摘んで持って行こうとしたようです。

4歳の小さな胸の中でいろいろ思い、大好きなお花を選んだ息子に思わず涙が出てしまいました。

 

親の背中を見て育つと言いますけれど、良いことも悪いこともすべて吸収しているんですね。

そんなかわいい坊やの現在は、図々しいくらいまでに成長しています😅

 

覚えているかわからないけれど、今、わが家の庭にはデージーを咲かせています。
あの時のやさしい気持ちを忘れないでほしいから。

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最後まで読んでくださってありがとうございました♡

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