長年ピアノを使っているとペダルがくすんできたり、サビが付いたりしますよね。新品のピアノを買ったときはピカピカのペダルだったのに…。
でも、くすんでしまったペダルは自分で元の輝きを取り戻すことができるんです♪今回はペダルをピカピカにするやり方とサビの落とし方、オススメのクリームなどをご紹介いたします。
それではどうぞ!
Contents
長年使ったペダルのサビ・くすみ
ずっとペダルを磨いてないとこんな感じにくすんだペダルになります。よく見るとサビまで!
新品のようなピカピカの輝きは戻らないのかなぁ…と心配される方も多いのですが、ピカピカな状態に蘇らせることができるのです!
「それってピアノ業者に高いお金出して頼むんでしょ?」とよく聞かれますが、自分で〝簡単〟に〝安く〟仕上げることができるんです(^^♪
ピアノのペダルは真鍮です♪
サビはどうしてもお部屋の湿度や汚れなどで年々サビてくすんでいきます。
真鍮の上にできてしまったサビは、サビ落としクリームとスチールウールのたわしで擦ると落とせるんです。
ペダル全体のくすみは、『ピカール』という金属みがきのクリームを乾いた布に付けて磨くだけでピカピカになりますよ♪
軽いサビならピカールで擦っても落とせますし、他の金属製品にも使えるので1個持っていると何かと助かります^^
ちなみに車用のコンパウンドでも大丈夫!
ただコンパウントは、粒子の大きさによっていろいろ種類があって粒子の大きなコンパウントだと逆にキズが付いたりするので、私は昔からこのピカールを使っています。
ペダルをピカピカにするアイテム
スチールたわしやサビ落としクリームは100均で売っているもので充分です♪
この他に磨くときに使うスポンジや柔らかい布もご用意ください。
ピカールで磨いてみるよ♪
スポンジにピカールを付けてペダルをくるくると磨いていきます。
ちょっと擦っただけでもこんなに汚れが、、、
もうすでに左右のペダルと真ん中のペダルの輝きが変わってますよね♪
黒ずみがなくなるまでピカールでゴシゴシと磨いていきます。そんなに時間もかからず数分程度。
くすみがなくなったら最後に仕上げ磨き。柔らかい乾いた布で丁寧に拭き取ります←ここ大事!
こんなにピカピカになりました!!
どうですか?新品のペダルのように甦りましたよね(^^♪
他のペダルも同じように磨いていきます。
サビの付いたペダルの落とし方
よく見たらソフトペダル(一番左)にサビが付いてるではありませんか!
サビを落とすときは、ピカールで磨く前にサビ落としクリームをスチールたわしに付けてコシコシします。
その後にピカールで磨けばスッカリなかったコトに!
サビが消えました!
凄いでしょう?
ペダル全体を見てみましょう。
てろんてろん♪笑
模様みたいになってる部分は写り込んだものなので実際はもっとピカピカです。
元がコレ!
YAMAHAとかKAWAIとか、ゴールドのロゴもピカールでピカピカになりますよ☆
*サビを落とすときにスチールたわしで擦ると多少キズが付きます。その後にピカールで仕上げ磨きを必ずしてください。
ペダルの種類
ついでにペダルの種類についてです♪
①ソフトペダル:弱音ペダルといって音を小さくする
②ソステヌートペダル(アップライトピアノはマフラーペダル):1音だけ長く伸ばす(アップライトでは消音ペダルになっている)
③ダンパーペダル:鍵盤から指を話しても音が残る
よく使うのが③のダンパーペダルですね^^
さいごに
ピアノ業者や調律師にお願いしなくても自分で安価に甦らせることができます♩
今回使ったもの☆
それでは今日もこの辺で♡