ピアノ

費用を抑えたアップライトピアノの防音対策。ピアノは2階に置いても大丈夫?

投稿日:2017-08-27 更新日:

ピアノを習っているご家庭では、キーボード・電子ピアノ(デジタルピアノ)・アップライトピアノまたはグランドピアノをお持ちだと思います。

キーボードや電子ピアノの場合は電化製品ですので、ボリュームの調節ができたり、夜の練習時にはヘッドフォーンをして練習できるのが魅力ですね。

電子ピアノはそんなメリットがある反面、指のタッチやペダルの踏み方、音の広がり感など、どうしてもアップライトピアノやグランドピアノに比べると物足りなさが出てきます。

レベルが上がるにつれ電子ピアノでは限界がきてしまうため、買い替えを勧める先生も多いでしょう。

アップライトピアノを検討しようか考えたときに心配になるのが、音漏れではないでしょうか?

また、住宅事情によっては、仕方なく2階に設置しなければならない、なんてこともあるかと思います。

今回は、そんなお悩みについてお話ししていきます。

 

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ピアノの音はどこから漏れるのか?

近所迷惑になる音漏れですがどこから漏れるかといいますと、ズバリ“窓”からです。

なので、遮音効果のあるカーテンを使ってみる、というのも一つの選択肢として挙げられます。

また、窓の次に響いてしまうのが壁。

壁を伝って音が逃げていくので、隣の家側にピアノを置いてるお宅では何らかの対策をしたほうが賢明です。

ピアノの背面を見るとわかると思いますが、弦が張ってありそこから音を響かせて音が広がっていきます。これを響板といいます。

音が漏れる響板に対策をしていくと効果が出るので、その具体的な対策をご紹介していきます。

 

お金をかけない防音対策法

音を漏らさない対策で一番いいのは防音室を造ることですが、これにはかなりのお金がかかってきます。

そこで100%シャットアウトさせることは難しいですが、効果のある方法をいくつか組み合わせてやってみるとやらないよりは全然違いますので、特に苦情が来て困っているご家庭はぜひ試してみてください。

1.発砲スチロールで響板に蓋をする

先ほども言ったとおり、アップライトピアノから音が出てくる場所は背面です。

ピアノを壁から離してピアノの背面に発砲スチロールを置くという方法があります。(厚さは最低1cmは必要)

全面に発砲スチロールで蓋をする形でもいいのですが、そうすると今度は音が響いてこなくなるので『ピアノの上から20センチ下』からふさぐようにしましょう。

なぜ20cmから下なのかと言いますと、この場所にピンが打ってあるからです。ピンの下(弦)の部分が響くので、この部分だけ蓋をすると弾いてる自分には音が響いて、周りには音が広がらない効果があるのでおすすめです。

*発砲スチロールは東急ハンズなどで売っています。

発砲スチロール以外ですと、厚手のラグや遮音効果のあるカーテンで塞いでしまう方法もあります。(遮音効果がなくても厚手のフリークロスなどでもいいでしょう)

2.音を吸収するマットを敷く

ピアノの下に音を吸収してくれる専用のマットがあります。これを敷くと大分響かなくなります。

以前わたしはマンション住まいでしたが、このマットを敷くことで階下に響くのが軽減できたのでとても助かりました。

ピアノの背面以外で響く場所は、ピアノの足の部分(キャスター)から音や振動がけっこう伝わっていきます。特に賃貸住宅にお住まいの方は、床から振動が階下へかなり伝わっていきますので、ピアノの下にマットやカーペットを敷くのはマナーです。

またマットの他にインシュレーターも一緒に敷くことでかなり音が響かなくなるので効果的です。

3.インシュレーターとは?

インシュレーターとは、ピアノのキャスター部分におく丸いゴム製のものです。

見たことがあるのではないでしょうか?

このキャスター部分から音が伝わって階下へと響いていくので、インシュレーターという丸いマットを敷いて音の響きをシャットアウトさせます。

インシュレーターは防音効果があるだけではなく、これを車輪に敷くことで地震などの揺れから守ってくれることができます。大きな地震が来たときにピアノがグラグラ動いてしまったら大変危険です。

インシュレーターは安いものからお高いものまで豊富にありますが、しっかり防振・防音効果のあるものがおすすめです。

また、キャスターはピアノの重さをこの4点で支えるため、畳の部屋では凹んでしまいます。凹み対策としてもインシュレーターは敷いたほうが無難です。

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4.ピアノを家の中心の壁際に置く

響板から壁を伝って音が逃げていくので、できるだけ家の中心近くの壁際に置くという手もあります。お部屋の中心ではありません。

5.サイレント(消音ユニット)を取り付ける

アップライトピアノにサイレント機能を取り付けると、電子ピアノ同じようにヘッドフォーンをして練習することができます。

最近ではだいぶ費用が安くなっていますが、安いといっても5万円~(取り付け作業費別途必要)くらいかかります。

ちょっとの音でも怒鳴り込んで来られるようでしたら、安いところを探して取り付けてみるのもいいですね。

 

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2階にピアノを上げても大丈夫か?

これはよく生徒さんから質問を受けるので、いろいろな楽器店の方にも何度もお聞きしているのですが、“大丈夫”という答えが返ってきます。

アップライトピアノの重量は200㎏~300㎏と言われています。大人で考えると4~5人程度なので問題はないとのことです。

ただし、部屋の中心ではなく壁際に配置することが条件だそうです。

家の築年数によっても、置く場所によっても条件が変わってきますので買われた楽器店へお尋ねください。

*まれに、築年数の古いお宅では床がへこむことがあるそうです。

 

最後に

音を完全に漏らさないようにするためには防音室をつくるしかありませんが、いろいろな方法を掛け合わせることでかなり軽減させることは可能です。

また、近所迷惑となる時間帯(早朝や夜遅く)の練習は避けましょう。

それぞれのご家庭に合ったやり方でぜひ試してみてください。

 

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最後まで読んでくださってありがとうございました♡

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