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音楽

【ピアノ日記】出会いがあれば別れがある。辞める生徒さんとのお別れで大事なのは気持ちよく送り出すこと

投稿日:2017-12-29 更新日:

「出会いがあれば別れもある」

生徒さんが幼稚園のリュックを背負って通い始めた頃から小学6年生までの間の長い間、ずっとたずさわってきた生徒さんとのお別れはとても寂しいものです。

 

ピアノの「辞めどき」でもっとも多いのが、小学生から中学生にあがるとき。

『部活と塾が忙しくなり練習時間が取れない=ピアノとの両立が難しい』

これが一番の理由ですね。

 

生徒さん自身が『ここまで弾けたからもぅ満足』と自分に区切りをつけて辞める生徒さんもいます。

 

先日、中学校へあがるのを機にお辞めになる生徒さんがいらして、最後のレッスンを行いました。

〇〇ちゃんが弾いてるピアノを聴くのはこれが最後だなと思うと涙をこらえるのが大変でした。

何年経っても、何回経験してもかわいい生徒さんほど辛いものはありません。

 

発表会では難曲のモーツァルトの「トルコ行進曲」を弾きたいと、小さな手をいっぱいに広げて1オクターブを一生懸命練習して素晴らしい演奏をしてくれました。

ちっちゃくて可愛かった幼稚園生から6年生まで、ピアノを通して成長を目の当たりに見せていただけるのは講師冥利に尽きます。

 

最後の日にお母さんも一緒にご挨拶にいらっしゃいました。

まじめに練習に取り組み、翌週までの課題をしっかりこなしてくる〇〇ちゃん。ソナチネに入ってからは、ちょっと難しい名曲を課題に出したりしてました。

これからが本格的にピアノの曲を弾いて楽しんでもらえるかなと期待もしていただけに、今回お辞めになることは正直残念でしたが、それはわたしのエゴっていうもんです。

 

もしかすると、他の習い事や塾などで忙しく大変だったのに、そんな状況もわからずにわたしの課題の出し方が悪くて負担をかけちゃってたのかな…と、反省もしています。

退会で今後お会いすることはなくなりましたが、今までやってきたピアノは決してムダではありません。

将来お子さんが産まれたらピアノを弾いて伝えることだって出来ます♪

 

習い事は長い年月をかけて身につくもの。そんな成長を見ることができます。

ご両親の協力がなければ続けることも出来ません。親から子への素敵なの贈り物だとわたしは思っています。

 

最後のレッスンは快く自信を持たせて笑顔でお別れするのがわたしの流儀

〇〇ちゃんが習いはじめる何年も前にお母さんから問い合わせが来たとき、「半年くらいお待たせするかもしれません」と言ったら「空きが出たらご連絡ください」と言われ、とっくに他で習ってると思ったらず~っと待ってくださってたお母さんと〇〇ちゃん。

こんな事はきっと忘れてると思いますが、わたしはあの日のことをありがたくてありがたくて今だに鮮明に覚えています。

 

ご挨拶にいらしたお母さんを見たらそれが走馬灯のように一瞬に駆け巡って、涙をこらえるのに必死でした。

お手紙には練習が好きではなかったこと、合唱の伴奏者に選ばれてうれしかったこと、たくさんの人に褒めてもらったことなどが正直に書かれていました。

最後に「ピアノを習って本当によかった」という言葉をみてホッとしたのと同時に、またもやじわっと涙が…(最近涙腺が弱くてほんと困ります)

 

こちらこそ至らない先生でごめんね。本当によくがんばって通ってくれました。

素敵なお母さまとお子さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

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